警察官採用試験の合格に特化したオンラインスクール「警志塾」を運営している安齋です!
警察官を目指そうとしている人の中には、「警察官になったら、遊ぶ時間・お金がないのでは?」と感じる人もいることでしょう。
そこで今回の記事は、警察官の勤務形態・時間、給与・出費、実際のプライベートの過ごし方についてご紹介します。
警視庁OBであり、特殊部隊で忙しく働いていたことのある筆者が詳しく解説!
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警察官に遊ぶ時間はある?勤務形態と休暇の実態を解説
結論からお伝えすると、警察官の休みは一般的な企業と同等です。
非番の日に呼び出しがない場合、単に身体を休める日と捉えれば休みは多いとも言えるでしょう。
しかし、スケジュール的に朝が早かったり夜が遅かったり(次の日の朝まで)で、生活リズムは崩れがちです。
休日数や自由時間に関して詳しく解説していきます。
警察官の勤務形態と休日数
警察官の勤務形態は「交替制勤務」と、土日祝が休みで一般企業と同じサイクルで働く「毎日勤務」の2つに分かれており、どちらの勤務形態になるかによって、生活リズムやプライベートの時間確保に大きな影響があります。
当番(24時間勤務)と非番を繰り返し、間に週休が挟まる。休みのサイクルの違いで、3交替制と4交替制がある。4交替制は警視庁で、3交替制はその他の道府県警が採用している。
それぞれの交替制ともに、休日は8日前後です。
4交替制の日勤は8:30〜17:15の勤務、夜勤は15:00〜9:30までの勤務となります。
一見すると4交替制のほうが楽そうに見えますが、連日の勤務となるため3交替制の大変さと対して変わりはありません。
24時間勤務時のスケジュール例は、以下のようになっています!
柔道・剣道・合気道など、警察学校で訓練したことを勤務前に行う
警察署に出勤し、業務の指示連絡を受ける
前日の引き継ぎを受け交番勤務開始
昼食・休憩
防犯指導や遺失届等の受理、地理案内など
夕食・休憩
飲酒による事件や事故の対応やパトロールなど
休憩
不審者や騒音等の対処など
仮眠
交番前で通勤・通学路の交通監視など
勤務交替(業務終了)
警察官の休日の過ごし方
警察官だからといって、休日に特別な過ごし方はしません。
趣味に没頭したり、ただ身体を休めたり、各々自由に過ごします。
ただし、休日だとしても遠出する場合は所在の届け出が必要です。
大規模な事件・事故の急な召集時にも対応できるようにするために必要なこと!
実は休みが取りやすい課とそうでない課がある
殺人や強盗など、刑事事件を担当する刑事課や、地域の防犯対策や安全対策(DV、ストーカー、性被害)を担当する生活安全課は休みが取りづらい課です。
抱える事案が多く、残業や休日出勤があります。
担当地域や警察の規模感によっても変わるため、上記の課が必ず休みが取れないというわけではありません。
逆に交番勤めをしている「地域課」の警察官は、比較的休みが取りやすい課だと思います!
警察官に遊ぶお金はある?給与・安定性・得られる助成金を紹介
警察官は地方公務員なので、給与が低いということはありません。
それに加え、さまざまな手当や補助金等があるため貯蓄もできますし、遊ぶお金も残ります。
実際にどのようなお金回りになっているのか、詳しく見ていきましょう。
警察官の初任給
大都市を抱える警察を例に、令和6年度の初任給をご紹介します。
- 【東京都】
大卒:269,500円
高卒:232,000円 - 【愛知県】
大卒:256,700円
高卒:220,600円 - 【大阪府】
大卒:256,800円
高卒:222,900円
当然ながら地方警察はより少ない給与となりますので、勤務地選びの参考にしてみましょう。
警察官の給与については、以下の記事で詳しく解説しています!
警察官の安定性やキャリアプラン
前述のとおり、警察官は地方公務員であるため、雇用が安定していてキャリアプランが立てやすいというメリットがあります。
社会的な信用度も高めで、一般企業で勤めるよりも安定性は高いと言えるでしょう。
警察官になる魅力やメリットなど、詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください!
減額される費用や得られる給付金
警察官は福利厚生が充実しているため、以下の費用の減額や給付金が得られます。
- 結婚・出産・子どもの小学校入学時の給付金
- 老人ホーム・ヘルパー料金の割引
- 住宅手当の給付
- 業務に関連する資格取得のための助成金給付
単身者も所帯持ちも、生活に大きく関わる部分の費用が安くなるため、その分貯蓄や遊ぶお金に回す余裕ができます。
警察官になってからの時間・お金の不安に関するよくある質問
警察官が遊べるかどうかに関するよくある質問をまとめました。
まとめ
「警察官は忙しくてなかなか遊べない」という印象を持たれがちですが、しっかりと休日数は確保されています。
むしろ非番を休日とカウントすれば、身体を休める時間は多いと言えるでしょう。
お金に関しても苦労することはないため、遊びという部分に不安を抱えている人は、そこまで心配する必要はないはずです。
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