警視庁採用試験の学習方法は? 独学や通信講座、スクールのメリット・デメリットを解説!

警視庁警察官採用試験の勉強法アイキャッチ

大学3年、4年になると、警視庁採用試験の合格を目指し、本格的に勉強をはじめる人が増えます。

令和4年度の警視庁採用試験では、Ⅰ類が6.1倍、Ⅲ類が10.3倍の採用倍率になっているなど、人気の高い公務員職は事前の学習が欠かせません。

警視庁採用試験の勉強には独学や通信講座、専門学校(塾・予備校)、オンラインスクールなど幅広い手段があります。

それぞれのメリット・デメリットをチェックしながら、自分に適した学習方法を決定しましょう。

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目次

独学のメリット・デメリット

独学のメリット・デメリット

独学で警視庁採用試験に挑むメリットは、学習費用を抑えられる点です。

問題集や過去問などテキストの購入費のみで勉強できるため、できるだけ費用を抑えたい人に向いています。

独学のデメリットは、覚えることが多い警視庁採用試験の学習を、一人でスケジュールを立てて進めなければいけない点です。合格のコツや最新情報など、すべて自分で調べる必要があり、間違った情報を入手してしまうリスクもあります。

面接対策が難しいところも、独学のデメリットです。警察官採用試験では試験の点数だけでなく、面接も重要なポイントになります。

きちんと受け答えができているかどうか、よく聞かれる質問を把握できているかどうか、といった点に注意しながら、学習を進める必要があります。

通信講座のメリット・デメリット

通信講座のメリット・デメリット

通信講座で学習を進めるメリットは、自宅でマイペースに勉強できる点です。サークル活動や部活と勉強を両立させたい、働きながら合格を目指したい、と言う場合は、自由度の高い通信講座が強い味方になってくれます。

大手通信講座業者の中にも、警察官の公務員受験に特化した講座があり、地道に合格を目指せるシステムが用意されています。

独学よりは費用がかかりますが、独自のテキストやカリキュラムがあったり、論文の添削サービスがあったり、合格までのサポートが受けられます。

通信講座を利用するデメリットは、モチベーションを維持しながら、一人で学習を進めなければいけない部分です。テキストで分からない部分が出てきた際に、質問できなかったり、質問回数が決められていたり、という講座もあります。

テキスト学習だけでなく、Webでも学べるサービスがついていたり、オンラインで面接対策ができたりなど、手厚いサービスがある講座を選ぶのがおすすめです。

専門学校(塾・予備校)のメリット・デメリット

専門学校(塾・予備校)のメリット・デメリット

警察官採用に特化したカリキュラムを備える専門学校(塾・予備校)は、じっくり確実に学習できる点がメリットです。厳選された講師から対面で学んだり、分からない部分をすぐに質問・解決できたりするところも大きな魅力になっています。

専門学校によっては、模試が実施されているため、本番に近い環境で試験に挑める、自分がどのくらいのレベルにいるのか確認できる、という利点もあります。

一人で学習を続けるのが難しい人も、通学スタイルであれば勉強する環境が整うため、サボらず継続できます。一緒に合格を目指す、仲間が欲しい人にも最適です。

質の高い授業、手厚いサポートが受けられる専門学校ですが、費用が高額になりやすい、卒業までに時間がかかる、というデメリットもあります。

Ⅰ類を目指している大学生、社会人の場合、学業や部活、本業のかたわら、夜間などに通学時間を捻出する必要があります。プライベートの時間が削られたり、休む時間が取れなかったり、身体やメンタル面への負担が大きくなる場合もあります。

警視庁採用試験は体力作りも必要ですが、学習にばかり時間を割いてしまうと、身体を動かす時間が減ってしまう、という点もマイナスポイントです。

オンラインスクールのメリット・デメリット

オンラインスクールのメリット・デメリット

オンラインスクールは通信講座と専門学校の良いとこどりができる学び方です。専任講師からWebを通じて質の高い授業を受けつつ、学習費用を抑えられる点がメリットです。

通信講座とは違い、先生に直接質問できたり、オンラインで面接指導が受けられたり、といったサービスがある点も、オンラインスクールの魅力です。自分時間を大切にしながら、確実に警視庁採用試験合格を目指すなら、オンライン学習を検討してみましょう。

オンラインスクールを選ぶ場合は、公務員全般向けのスクールではなく、警視庁採用試験に特化しているサービスを選ぶのがおすすめです。警視庁に受かるための試験対策、論文対策で、合格を後押ししてもらえます。

オンラインスクールによっては、コミュニティ機能などで一緒に頑張る仲間を見つけられるため、モチベーションの維持にもつながります。

専門学校よりも手頃な価格で、しっかり学べるオンラインスクールですが、選ぶスクールによって指導の質が違う点がデメリットです。合格実績や指導内容をきちんと確認しないまま入学してしまうと、思うような成果につながらない場合があります。

自分に合ったオンラインスクールを選ぶなら、無料相談や体験レッスンなどが用意されている学校を選びましょう。まずは雰囲気をたしかめて、意欲的に学習できる内容・システムが用意されているスクールを選択してください。

まとめ

警視庁採用試験の学習を進めるには、独学や通信講座、専門学校、オンラインスクールなど幅広い方法があります。それぞれのメリット・デメリットを知り、予算の範囲でより合格に近づける学習方法を選びましょう。

正しく勉強を進められれば、憧れの警視庁職員としての未来が待っています。しっかりとスケジュールを立てて、着実に知識・スキルを高めていきましょう。

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この記事を書いた人

2015年5月:警視庁警察学校入校
2015年11月:警察学校を卒業し、三田警察署に配属
2017年4月〜11月:合気道指導員研修
2018年3月:警視庁警備部機動隊 異動
2020年3月:警視庁を退職

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