警察官の面接で言ってはいけないことはある?面接でよく聞かれる質問集や面接官が評価しているポイントを解説

安齋

警察官採用試験の合格に特化したオンラインスクール「警志塾」を運営している安齋です!

警察官採用試験の面接は、多くの方が難しいと感じる試験です。合格するためのポイントやコツを知りたいと考えている方もいるでしょう。

しかし、より確実に合格するためには、良い部分を増やすだけでなく悪い部分を減らすことも大切です。そのためには、面接で「言ってはいけないこと」を理解しておきましょう。

今回は、警察官の面接で言ってはいけないことやよく聞かれる質問、面接官が評価しているポイントなどを解説します。この記事を参考にすることで、面接でのマイナス評価を減らし、合格率を高められるでしょう。

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目次

警察官の面接で言ってはいけないことはある?

結論から言えば、警察官の面接には「言ってはいけないこと」が存在します。警察官は高い倫理観と責任感が求められる職業であり、面接では警察官適性や人間性が評価されています。

例えば「安定しているから警察官を目指しました」という動機を話してしまうと、使命感や責任感が欠けていると受け取られかねません。また、過去の職場や人間関係についてネガティブな発言をすると、協調性や対人スキルに関して悪印象を与えるためNGです。

何を言うかも重要ですが、言ってはいけない点に注意して回答することで、悪印象を与えないように面接を進められるでしょう。

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良い部分があっても、警察官として致命的な部分があれば不合格になる可能性が高いです!

警察官採用試験で面接官が評価しているポイントは?

警察官採用試験の面接では、学力試験では測れない「人物像」が重視されています。面接官は、受験者が警察官としての資質を備えているかどうかを多角的に評価しており、主に以下のようなポイントをチェックしています。

警察官採用試験で面接官が評価しているポイント
  • 志望動機の明確さと一貫性
  • 地域社会へ貢献したいという想い
  • 対人スキルや協調性
  • ストレス耐性や責任感

これらは、警察官として働く上で絶対に必要な能力です。現時点で能力が無くても、これらの能力を身に付けられるように努力しているということを伝えましょう。

また、面接官は受け答えの上手さだけでなく、内面の誠実さや仕事への適性、長く働き続けられるかなどを総合的に判断しています。模範回答を用意するだけでなく、自己分析が深くできているかどうかが面接合格のカギです。

安齋

何を評価しているかを理解することで、対策の軸も立てやすくなります!

警察官の面接でよくある失敗例

警察官採用試験の面接では、成功例を知るよりも失敗例を知った上で自分なりに対策することが大切です。

警察官の面接でよくある失敗例としては、以下の5つが挙げられます。

警察官の面接でよくある失敗例
  • 警察官になりたい理由が曖昧
  • 給与や休みなど待遇ばかりを強調している
  • 発言にエピソードや根拠が無い
  • 警察官に向かない性格をアピールしている
  • 立ち振る舞いや言葉遣いが不適切

以上の項目に当てはまっている場合、面接官に悪印象を与える可能性があるため早急に改善しましょう。当てはまっているかどうか判断できない場合は、第三者にも確認してもらうのがおすすめです。

安齋

家族や友人に確認してもらうことで、気付かなかった部分にも気付けるでしょう!

警察官になりたい理由が曖昧

警察官の面接でよくある失敗例として、警察官になりたい理由が曖昧ということが挙げられます。警察官になりたい理由が曖昧だと、「警察官の仕事への理解度」や「続けていけるのか」という点で不信感を与える可能性が高いです。

例えば「人の役に立ちたい」「正義感があるから」といった理由だけでは、誰にでも言える抽象的な表現に留まってしまいます。

志望動機を考える際には「警察官でなければいけない理由になっているか」を判断基準にしましょう。そこに自分なりのエピソードを加えることで、より説得力を持たせられます。

安齋

理由が明確であればあるほど、面接官を納得させられます!

給与や休みなど待遇ばかりを強調している

警察官の面接でよくある失敗例として、給与や休みなど待遇ばかりを強調していることが挙げられます。警察官を目指す理由に、待遇の良さが含まれているのは悪い事ではありません。

しかし、待遇面だけを強調しすぎると「職務の本質を理解していないのでは?」と受け取られる恐れがあります。なぜなら、警察官は精神的にも肉体的にも厳しいと感じる場面が多いため、待遇だけを理由にしていると責任感や継続力に不安を抱かせてしまうからです。

待遇はあくまで志望動機の一部に留め、警察官に向いている理由や貢献できる根拠などを中心に伝えるのがおすすめです。

安齋

待遇以外の部分で警察官に対する熱意が無いと、途中で辞めたくなってしまう可能性も高いです!

発言にエピソードや根拠が無い

警察官の面接でよくある失敗例として、発言にエピソードや根拠が無いことが挙げられます。一見、前向きに聞こえるような発言をしても、裏付けとなるエピソードや根拠がなければ、信頼性や説得力に欠けてしまいます。

例えば「人と接するのが得意」と伝えるなら「学生時代に飲食店で接客アルバイトを3年間続け、常連のお客様とは信頼関係を築いていた」のように具体例を添えることで、説得力を持たせられるでしょう。

説得力を持たせられるだけでなく、人物像や考え方なども面接官に伝わりやすくなります。そのため、自分について話す時は、必ず1つエピソードや根拠を持っておくことが大切です。

安齋

部活や勉強、アルバイトなどエピソードのジャンルは何でもOKです!

警察官に向かない性格をアピールしている

警察官の面接でよくある失敗例として、警察官に向かない性格をアピールしていることが挙げられます。自分の正直な姿を分析して伝えることは重要ですが、警察官に向かない性格をそのままアピールしてしまうのは大きな失敗です。

例えば、人と関わるのが苦手や正義感は特に無いなどといった発言は、警察官としての適性が無いと捉えられる恐れがあります。

とはいえ、弱点をまったく話してはいけないというわけではありません。重要なのは、警察官としての適性を疑われるような伝え方をせず、克服しようと努力している姿勢を示すことです。

安齋

他の部分が評価されても、1つの発言で不合格になる恐れもあるため注意しましょう!

立ち振る舞いや言葉遣いが不適切

警察官の面接でよくある失敗例として、立ち振る舞いや言葉遣いが不適切なことが挙げられます。警察官の面接では、話し方や態度、立ち振る舞いといった非言語的な要素も評価のポイントです。

姿勢の悪さや声が小さくて聞き取りづらいなどは、悪印象を与える原因になります。また「マジっすか?」「やばいっすね」などのカジュアルすぎる表現や、過剰で不自然な敬語もNGです。

普段の面接練習から非言語的な要素にも注目し、社会人や警察官として適切な振る舞いができているかどうかを確認しておきましょう。

安齋

一朝一夕で身に付くものでもないため、繰り返し練習して改善することが大切です!

【項目別】面接で良く聞かれる質問と言ってはいけないこと

警察官の面接で言ってはいけないことを理解するためには、実際に聞かれる質問に対しての意図や注意点を理解しておくことが大切です。

面接で良く聞かれる質問としては、以下の7つが挙げられます。

警察官の面接で良く聞かれる質問
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 強みと弱み
  • 学生時代に頑張ったこと
  • 集団生活は問題ないか
  • 警察官になってからやりたい仕事
  • 最後に聞いておきたいこと

これらは、どの都道府県警察の面接でもほぼ100%聞かれる質問です。この質問で言ってはいけないことを理解しておけば、面接におけるマイナス評価を大幅に減らせるでしょう。

安齋

プラスだけを考えるのではなく、どうしたらマイナスになるかを知っておくことで合格率を一気に高められます!

具体的な回答例に関しては、以下の記事を参考にしてください。

志望動機

志望動機は、受験者が本気でこの仕事に向き合う覚悟があるかを見極めるための質問です。動機に一貫性があるか、どんな経験や価値観がその志望に繋がっているのかを重視しています。

志望動機で言ってはいけないこととしては、以下のようなものが挙げられます。

志望動機で言ってはいけないこと
  • 「周りに勧められたから」といった受け身で曖昧な表現
  • 「公務員で待遇が良く安定しているから」といった待遇面だけを強調する表現

志望動機で評価されるのは、職務への理解や社会貢献への意欲、自身の適性との結びつきです。曖昧な表現や待遇面だけを強調するような表現は、マイナス評価に繋がるため注意が必要です。

安齋

自分の経験や価値観と警察官との結びつきを考えましょう!

自己PR

自己PRは、警察官としてどのような強みを持ち、どんな形で貢献できる人物かを確認するための質問です。強みに根拠があり、実体験と結びついて説得力があるかどうかが評価されます。

自己PRで言ってはいけないこととしては、以下のようなものが挙げられます。

自己PRで言ってはいけないこと
  • 強みが警察官には全く活かせるようなものではない
  • 「責任感があります」「真面目です」といった抽象的な表現
  • 実体験が無く根拠の無い表現

自己PRでは、具体的な経験を交えながら、自分の強みを警察官の仕事とどう結びつけるかを明確に伝えることが大切です。自己PRを考える際には、これらに当てはまっているかどうかは必ず確認しておきましょう。

安齋

自己PRに深みを出すためには、自己分析が欠かせません!

強みと弱み

強みと弱みは、自己理解の深さと客観的な視点を持っているかを確認するための質問です。面接官は、強みをどのように活かし、弱みをどう補おうとしているかを確認することで、成長意欲や適応力を評価しています。

強みと弱みで言ってはいけないこととしては、以下のようなものが挙げられます。

強みと弱みで言ってはいけないこと
  • 強みを誇張して伝える
  • マイナス評価を避けようとして弱みを隠す
  • 警察官として致命的な弱みを伝える
  • 弱みを改善しようとする努力が見えない

強みと弱みでは、特に弱みの伝え方に注意しましょう。弱みを隠したり、警察官として致命的な弱みを伝えたりするのは絶対にNGです。

自分の性格や経験を正しく振り返り、強みは警察業務との関連性を意識して、弱みは克服に向けた具体的な行動とともに伝えることがポイントです。

安齋

弱みの伝え方や改善の努力次第で好印象に繋がります!

学生時代に頑張ったこと

学生時代に頑張ったことは、受験者の人間性や努力の過程、課題に対する姿勢などを確認するための質問です。警察官として必要な粘り強さ・協調性・責任感などが、学生時代の経験にどう表れているかを評価しています。

学生時代に頑張ったことで言ってはいけないこととしては、以下のようなものが挙げられます。

学生時代に頑張ったことで言ってはいけないこと
  • 頑張ったと思う内容の事実だけしか伝えない
  • 自慢話や他人を下げるような発言

面接官は、受験者の頑張った経験に対する経緯や背景などを中心に評価しているため、事実だけを述べるのは不十分です。また、自慢話や他人を下げるような話し方も避けましょう。

安齋

具体的なエピソードを通じて自分がどのように考え、行動してきたかを明確に伝えることが大切です!

集団生活は問題ないか

集団生活は問題ないかは、警察学校や現場での勤務に適応できるかどうかを見極めるための質問です。警察官はチームでの行動が基本であり、規律ある集団生活に対応できるかは非常に重要な評価ポイントです。

集団生活は問題ないかで言ってはいけないこととしては、以下のようなものが挙げられます。

集団生活は問題ないかで言ってはいけないこと
  • 「人と関わるのが苦手」や「単独行動が好きです」といった協調性を欠く表現
  • 嘘で「誰とでもすぐ仲良くなれる」と言うのも不自然なためNG

集団生活に関する質問で大切なのは、自分なりに人間関係を築いてきた経験や集団でのルールを守って行動してきたエピソードを具体的に伝えることです。チームワークを意識し、周囲と協力しながら行動できる人物であることをアピールしましょう。

安齋

集団生活の経験が無い場合は、集団で行動したエピソードをもとに問題無いことを伝えましょう!

警察官になってからやりたい仕事

警察官になってからやりたい仕事は、業務に対する理解度や将来どのように活躍したいと考えているかを確認するための質問です。職務理解や現在の課題、成長意欲などを評価しています。

警察官になってからやりたい仕事で言ってはいけないこととしては、以下のようなものが挙げられます。

警察官になってからやりたい仕事で言ってはいけないこと
  • 「危険な現場には行きたくない」といった警察官適性を疑われるよう内容
  • 「特定の部署以外では働きたくない」のように柔軟性が無い表現

自分の関心や経験をもとに将来の目標を語りつつ、柔軟な姿勢を見せることが大切です。特定の部署だけを志望すると、他の部署ではやりがいを見いだせない人材として評価される恐れがあります。

安齋

理想だけでなく、現実的な視点での将来像を伝えましょう!

最後に聞いておきたいこと

最後に聞いておきたいことは、受験者の関心度や主体性、準備の度合いを確認するための質問です。何も質問しないと「志望度が低い」または「積極性が無い」と受け取られる恐れがあります。

一方で、休日や給与などの待遇面ばかりを聞くと、職務への理解よりも条件重視と捉えられ、印象が悪くなりかねません。

最後に聞いておきたいことでは、警察官としての業務内容や研修制度、求められる人物像など、仕事に前向きな姿勢が伝わる質問を用意しておくのがおすすめです。事前に調べた内容を踏まえて質問することで、意欲と準備の丁寧さをアピールできるでしょう。

安齋

面接の最初と最後は面接官の印象にも残りやすいため、この質問を蔑ろにせずしっかり対策しておきましょう!

警察官の面接を成功させるポイント

警察官の面接を成功させるポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

警察官の面接を成功させるポイント
  • 回答内容だけでなく面接マナーも理解する
  • 倍率の低い都道府県警察を受験する
  • 予備校を活用する

警察官の面接で言ってはいけないことを理解した上でマイナス評価を減らし、成功させるポイントを理解できれば、合格率を大幅に向上させられるでしょう。

安齋

面接だけでなく、警察官の採用試験全般にも言える部分のため必ず確認しておきましょう!

回答内容だけでなく面接マナーも理解する

警察官の面接を成功させるポイントとして、回答内容だけでなく面接マナーも理解することが挙げられます。面接では、回答内容だけでなく、立ち振る舞いや言葉遣い、身だしなみなどのマナーも重要な評価対象です。

特に、警察官は市民の方と頻繁に接する職業のため、第一印象の良し悪しは非常に重要です。第一印象は視覚情報が55%を占めていると言われているため、服装や髪型などの身だしなみに注意しましょう。

また、第一印象だけで評価されるわけではないため、入退室時の挨拶や着席のタイミング、ドアのノック回数といった基本的な所作も重要です。面接マナーは、誰でもできる対策となるため、面接が苦手な方ほど対策しておきましょう。

安齋

回答内容は言語情報のため、たった7%しか印象に影響しないんです!

警察官採用試験での身だしなみや髪型について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

倍率の低い都道府県警察を受験する

警察官の面接を成功させるポイントとして、倍率の低い都道府県警察を受験することが挙げられます。警察官採用試験は都道府県によって倍率が異なるため、倍率の低い都道府県を受験することで合格率を上げることが可能です。

特に、地方は受験者数が少なく、かつ人材確保に力を入れているところも多いため、都心部に比べてチャンスが大きいのが実情です。「どうしても警察官になりたい」という強い意志があるなら、希望勤務地に拘りすぎず、合格可能性を広げるために選択肢を広く持つことをおすすめします。

安齋

都道府県によって倍率が5倍を超えることもあれば、1倍代の都道府県もあります!

全国の警察官採用試験の難易度ランキングについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

予備校を活用する

警察官の面接を成功させるポイントとして、予備校を活用することが挙げられます。予備校では、面接試験対策だけでなく、筆記試験や小論文試験対策なども行っているため、試験全般の対策が可能です。

特に、初めて受験する方やノウハウを基に効率的に対策したい方は、大きなメリットを得られるでしょう。

予備校の活用を考えているなら、オンラインで警察官採用試験対策ができる「警志塾」がおすすめです。警志塾は、警視庁OBが講師を務めるオンライン予備校であり、試験全般の対策が可能です。

また、警視庁を中心とした合格実績が豊富にあるだけでなく、最新の出題傾向のノウハウも貯まっています。独学では、実践的な練習ができない面接対策も、経験豊富な講師の指導を受けることで合格率を高められるでしょう。

安齋

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警察官の面接で失敗したくないなら「警志塾」がおすすめ

警察官の面接では、言ってはいけないことを理解した上で、成功のポイントを基に対策することが大切です。面接試験に苦手意識を持っている方でも、言ってはいけないことを言わないようにすることでマイナス評価を避けられます。

また警志塾では、オンライン模擬面接も行っています。言ってはいけないことだけでなく、各受験者の特徴や強みに合わせて効果的な面接対策もできるため、面接試験に失敗したくない方は活用してみましょう。

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