
警察官採用試験の合格に特化したオンラインスクール「警志塾」を運営している安齋です!
警察官を目指す方の中には「場所はどこでも良いから警察官として働きたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?そんな方は受かりやすい県の警察官採用試験を受けるのがおすすめです。
同じ警察官採用試験でも、都道府県によって倍率が大きく異なります。特に、地方の警察本部は、受験者数にもばらつきがあるため、倍率の低い県なども存在し、警察官になれる可能性も高められるでしょう。
今回は、警察官採用試験に受かりやすい県や全国の難易度ランキング、受かりやすい人の特徴などを解説します。この記事を参考にすることで、受かりやすい県を理解した上で受験する都道府県を検討しやすくなるでしょう。
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警察官採用試験に受かりやすい県はある?


警察官採用試験は、各都道府県警察が実施しています。そのため、都道府県の受験者数や採用予定者数によって、受かりやすい県と受かりづらい県があるのが現状です。
警察官に受かりやすい県がある理由としては、以下の2つが挙げられます。
- 都道府県によって倍率は大きく異なる
- 倍率が高くても過去の傾向から対策しやすい県がある
警察官採用試験に受かりやすい県かどうかは、倍率だけで決まるわけではありません。倍率だけでなく、採用試験の内容に着目することも重要です。



受かりやすい県かどうかを判断する際は、様々な視点から総合的に判断することが大切です!
都道府県によって倍率は大きく異なる
警察官採用試験に受かりやすい県がある1つ目の理由として、都道府県によって倍率が大きく異なることが挙げられます。
例えば、東京都や大阪府などの大都市圏では受験者数が多く、倍率が高くなる傾向があります。一方、地方の警察本部の中には受験者数が比較的少なく、倍率が低くなることも多いです。
そのため、合格のしやすさという観点では、地方のほうがチャンスが広がるケースもあります。
ただし、採用予定者数や試験内容、求められる人物像は地域によって異なるため、単に倍率の低さだけで判断するのはおすすめしません。倍率はあくまで参考程度にし、志望する自治体の特徴をよく調べた上で受験先を考えることが大切です。
倍率が高くても過去の傾向から対策しやすい県がある
警察官採用試験に受かりやすい県がある2つ目の理由として、倍率が高くても過去の傾向から対策しやすい県があることが挙げられます。
例えば、東京都や神奈川県などでは毎年ほぼ同じ形式で出題されており、過去の問題を繰り返し解くことで効率的に対策できる可能性が高いです。また、試験科目や面接の内容も事前に明確に公開されているため、計画的に準備を進めやすい点も特徴です。
以上のように、倍率だけを見ると難しそうに感じる警察本部でも、情報が豊富で対策が立てやすい地域であれば、対策次第で十分に合格を目指せるでしょう。
警察官採用試験の難易度ランキング


警察官採用試験の難易度を計る指標として、過去の採用試験の倍率を参考にするのがおすすめです。令和6年度の学歴・男女別の警察官採用試験の倍率表は、以下を参考にしてください。
都道府県 | 高卒 | 大卒 | ||
---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
北海道 | 3.1倍(315名) | 2.8倍(133名) | 2.4倍(237名) | 2.5倍(59名) |
青森県 | 3.0倍(46名) | 3.0倍(18名) | 2.0倍(31名) | 2.3倍(9名) |
岩手県 | 1.6倍(53名) | 2.4倍(17名) | 2.4倍(60名) | 2.7倍(19名) |
宮城県 | 2.3倍(55名) | 2.9倍(14名) | 2.7倍(71名) | 2.3倍(28名) |
秋田県 | 2.8倍(37名) | 2.4倍(19名) | 2.2倍(30名) | 2.9倍(9名) |
山形県 | 3.0倍(23名) | 3.3倍(12名) | 4.1倍(20名) | 6.0倍(6名) |
福島県 | 2.4倍(48名) | 2.2倍(19名) | 3.2倍(53名) | 2.8倍(21名) |
茨城県 | 4.4倍(40名) | 3.0倍(20名) | 3.0倍(72名) | 2.4倍(18名) |
栃木県 | 2.6倍(28名) | 2.1倍(15名) | 2.1倍(45名) | 2.5倍(13名) |
群馬県 | 3.9倍(26名) | 5.0倍(11名) | 3.1倍(44名) | 2.8倍(20名) |
埼玉県 | 4.5倍(62名) | 4.3倍(23名) | 3.7倍(195名) | 3.5倍(62名) |
千葉県 | 3.0倍(283名) | 2.9倍(97名) | 2.2倍(253名) | 1.9倍(114名) |
東京都(警視庁) | 5.5倍(358名) | 4.4倍(162名) | 3.7倍(1,128名) | 3.8倍(388名) |
神奈川県 | 3.5倍(345名) | 3.1倍(126名) | 2.8倍(298名) | 2.5倍(124名) |
新潟県 | 3.2倍(50名) | 2.1倍(12名) | 3.2倍(40名) | 2.6倍(14名) |
富山県 | 2.3倍(22名) | 3.4倍(8名) | 2.4倍(40名) | 2.6倍(14名) |
石川県 | 2.4倍(17名) | 3.0倍(7名) | 2.8倍(33名) | 3.2倍(9名) |
福井県 | 1.8倍(44名) | 2.8倍(11名) | 2.3倍(48名) | 2.1倍(15名) |
山梨県 | 3.4倍(14名) | 2.6倍(11名) | 3.1倍(41名) | 5.2倍(9名) |
長野県 | 3.1倍(59名) | 2.6倍(30名) | 3.8倍(54名) | 2.5倍(25名) |
岐阜県 | 2.2倍(56名) | 2.7倍(15名) | 2.4倍(74名) | 2.1倍(29名) |
静岡県 | 2.5倍(83名) | 2.8倍(33名) | 2.5倍(101名) | 2.5倍(24名) |
愛知県 | 3.8倍(156名) | 3.1倍(67名) | 2.5倍(246名) | 2.3倍(77名) |
三重県 | 2.3倍(28名) | 3.0倍(14名) | 2.6倍(48名) | 2.4倍(14名) |
滋賀県 | 4.0倍(15名) | 3.4倍(7名) | 3.4倍(60名) | 3.4倍(18名) |
京都府 | 4.4倍(98名) | 2.6倍(40名) | 2.4倍(160名) | 2.5倍(48名) |
大阪府 | 3.1倍(649名) | 3.4倍(159名) | 3.1倍(280名) | 2.6倍(105名) |
兵庫県 | 4.0倍(94名) | 3.4倍(34名) | 2.7倍(223名) | 2.8倍(50名) |
奈良県 | 3.4倍(28名) | 4.0倍(4名) | 2.8倍(58名) | 4.3倍(10名) |
和歌山県 | 4.9倍(26名) | 3.4倍(13名) | 3.9倍(44名) | 2.8倍(16名) |
鳥取県 | 1.7倍(19名) | 6.0倍(1名) | 2.5倍(16名) | 3.0倍(3名) |
島根県 | 1.5倍(23名) | 1.5倍(2名) | 2.4倍(7名) | 3.0倍(3名) |
岡山県 | 4.0倍(38名) | 3.1倍(18名) | 3.1倍(55名) | 2.5倍(19名) |
広島県 | 4.1倍(70名) | 3.5倍(19名) | 3.0倍(100名) | 4.8倍(22名) |
山口県 | 2.1倍(57名) | 2.0倍(27名) | 1.9倍(45名) | 3.3倍(9名) |
徳島県 | 1.7倍(30名) | 1.2倍(24名) | 2.2倍(30名) | 1.4倍(21名) |
香川県 | 5.7倍(14名) | 4.4倍(7名) | 5.0倍(24名) | 4.2倍(6名) |
愛媛県 | 1.3倍(90名) | 1.8倍(18名) | 1.3倍(97名) | 2.0倍(23名) |
高知県 | 2.0倍(27名) | 2.8倍(8名) | 2.9倍(35名) | 2.2倍(16名) |
福岡県 | 5.1倍(119名) | 4.2倍(54名) | 4.1倍(126名) | 3.1倍(54名) |
佐賀県 | 4.2倍(35名) | 4.2倍(9名) | 3.0倍(24名) | 2.9倍(8名) |
長崎県 | 4.0倍(12名) | 2.7倍(3名) | 2.4倍(28名) | 4.6倍(5名) |
熊本県 | 6.4倍(39名) | 5.9倍(17名) | 6.0倍(26名) | 4.5倍(12名) |
大分県 | 4.5倍(26名) | 3.2.倍(12名) | 4.3倍(23名) | 1.9倍(20名) |
宮崎県 | 2.2倍(29名) | 1.8倍(18名) | 1.7倍(22名) | 1.4倍(7名) |
鹿児島県 | 2.0倍(46名) | 2.8倍(16名) | 2.1倍(32名) | 1.8倍(10名) |
沖縄県 | 5.8倍(42名) | 6.7倍(15名) | 4.2倍(37名) | 3.5倍(12名) |
※()内は合格者数を記載
参考:採用試験|北海道警察官採用案内
参考:警察官等採用試験実施状況
参考:採用試験(選考)実施状況|岩手県職員募集案内
参考:令和6年度 採用試験結果 1 警察官
参考:令和6年度秋田県警察職員採用試験実施状況
参考:過去の受験者・合格者数 | 山形県
参考:採用試験 – 福島県警察本部
参考:過去の試験結果/茨城県警察|採用案内
参考:栃木県/令和6(2024)年度試験実施状況
参考:令和6年度採用試験の実施状況 – 県職員・警察官採用情報 – 群馬県ホームページ(人事委員会事務局)
参考:令和6年度 – 埼玉県警察
参考:令和6年度採用試験実施状況/千葉県
参考:採用案内(警察官) | 採用情報 | 令和7年度警視庁採用サイト
参考:警察官採用試験実施結果について/神奈川県警察
参考:前年度試験実施状況 – 新潟県ホームページ
参考:採用試験実施結果|富山県警察採用サイト
参考:令和6年度石川県警察官A採用候補者試験の実施結果について
参考:令和6年度石川県職員・警察官採用候補者試験の実施結果について
参考:令和6年度福井県職員採用試験実施結果
参考:令 和 6 年 度 職 員 採 用 試 験 実 施 状 況
参考:試験の実施状況|採用試験情報|長野県警察 採用サイト
参考:申込者数・合格者数 – 岐阜県公式ホームページ
参考:採用試験結果(令和6年度)|静岡県警察
参考:警察官採用候補者試験実施結果 – 愛知県警察
参考:令和6年度三重県職員等採用候補者試験実施状況
参考:試験について|滋賀県警
参考:令和6年度 京都府警察官採用試験実施結果
参考:警察官採用選考実施状況/大阪府警本部
参考:令和6年度 第1回
参考:令和6年度奈良県警察官採用試験実施結果
参考:令和6年度第1回和歌山県警察官A採用試験
参考:令和6年度第2回和歌山県警察官A採用試験
参考:過去の試験実施結果|鳥取県
参考:申込・受験状況(令和6年度)
参考:過去の採用試験実施状況 – 岡山県警察 採用情報
参考:令和6年度採用試験実施結果 – 広島県警察
参考:令和6年度山口県警察官採用試験(第1回)の最終合格者について
参考:令和6年度山口県警察官採用試験(第2回)の最終合格者について
参考:1 令和6年度 徳島県職員等採用試験実施状況
参考:令和6年度香川県警察官採用試験(大学卒業程度)
参考:令和6年度香川県警察官採用試験(高校卒業程度)
参考:【令和6年度愛媛県職員等採用候補者試験実施結果】
参考:令和6年度 高知県警察官等採用試験実施状況
参考:福岡県警察官採用試験実施状況
参考:令和6年度佐賀県警察官採用試験実施状況
参考:令和6年度長崎県職員・警察官採用試験実施状況
参考:令和6年度(2024年度)熊本県警察官採用試験(警察官A)第1次試験結果
参考:熊本県職員 警察官採用試験
参考:令和4年度大分県警察官A・大分県警察官A(女性)採用試験実施状況
参考:令和5年度大分県警察官B・大分県警察官B(女性)採用試験実施状況
参考:令和6年度宮崎県職員採用試験実施状況
参考:令和6年度 警察官等採用試験の状況
参考:沖 縄 県 職 員 採 用 試 験 実 施 状 況
上記の表を参考にすると、倍率が低いところでは2.0倍を下回っている県もあるのに対し、倍率の高い県では6.0倍を上回っているところもあります。同じ警察官採用試験でも、倍率に大きな差が出るため、受験先次第で警察官になれるかどうかが決まることも多いです。



続いては、男女別や学歴別に受かりやすい県をランキング形式で紹介します!
【男女・学歴別】受かりやすい県ランキング
同じ都道府県警察でも、性別や学歴によって受かりやすい県が異なります。都道府県によって「女性を多めに採用したい」や「高卒をメインで採用したい」と考えていることもあるため、男女・学歴別の倍率も理解しておくことが大切です。
男性(高卒)の倍率が低い県ランキング



愛媛県:1.3倍(90名)



島根県:1.5倍(23名)



岩手県:1.6倍(53名)



鳥取県:1.7倍(19名)



徳島県:1.7倍(30名)



福井県:1.8倍(44名)



高知県:2.0倍(27名)



鹿児島県:2.0倍(46名)



山口県:2.1倍(57名)



宮崎県:2.2倍(29名)
【Check】
高卒の男性の場合、九州や四国などの倍率が平均的に低いのが特徴です。反対に、警視庁や福岡県、沖縄県などは人気が高く、倍率も高くなっています。
女性(高卒)の倍率が低い県ランキング



徳島県:1.2倍(24名)



島根県:1.5倍(2名)



愛媛県:1.8倍(18名)



宮崎県:1.8倍(18名)



山口県:2.0倍(27名)



新潟県:2.1倍(12名)



栃木県:2.1倍(15名)



福島県:2.2倍(19名)



岩手県:2.4倍(17名)



秋田県:2.4倍(19名)
【Check】
高卒の女性の場合、男性と同様に四国や九州が倍率の低いランキングで上位に来ています。また、東北の試験倍率も低くなっているのが特徴であり、高卒で女性の方にはおすすめと言えるでしょう。
男性(大卒)の倍率が低い県ランキング



愛媛県:1.3倍(97名)



宮崎県:1.7倍(22名)



山口県:1.9倍(45名)



青森県:2.0倍(31名)



鹿児島県:2.1倍(32名)



栃木県:2.1倍(45名)



千葉県:2.2倍(253名)



徳島県:2.2倍(30名)



秋田県:2.2倍(30名)



福井県:2.3倍(48名)
【Check】
大卒の男性の場合、愛媛県と宮崎県、山口県が2.0倍を下回っています。どうしても合格したい方はこの3つがおすすめですが、上位10番以内であればどの県でも2.5倍を下回っているため、この中から検討するのもおすすめです。
女性(大卒)の倍率が低い県ランキング



徳島県:1.4倍(21名)



宮崎県:1.4倍(7名)



鹿児島県:1.8倍(10名)



千葉県:1.9倍(114名)



大分県:1.9倍(20名)



愛媛県:2.0倍(23名)



福井県:2.1倍(15名)



岐阜県:2.1倍(29名)



高知県:2.2倍(16名)



宮城県:2.3倍(28名)
【Check】
女性の大卒の場合、四国や九州の倍率が低いように、他の県と大きく違いはありません。しかし、4位に千葉県が入っており、関東在住の方でも受験先として検討しやすいためおすすめです。
【全体】倍率が高く受かりづらい県ランキング



沖縄県(高卒・女性):6.7倍(15名)



熊本県(高卒・男性):6.4倍(39名)



山形県(大卒・女性):6.0倍(6名)



熊本県(大卒・男性):6.0倍(26名)



鳥取県(高卒・女性):6.0倍(1名)



熊本県(高卒・女性):5.9倍(17名)



沖縄県(高卒・男性):5.8倍(42名)



香川県(高卒・男性):5.7倍(14名)



東京都(高卒・男性):5.5倍(358名)



山梨県(大卒・女性):5.2倍(9名)
【Check】
全国的にみると、意外にも東京都の警視庁は高卒の男性で9位となっています。沖縄県や熊本県の方が倍率が高く、警視庁が5.5倍なのに対し、他の件では6.0倍を上回っている県も多いです。地方だから倍率が低いと安易に考えず、確認した上で受験することが大切です。
警察官採用試験で定員割れすることはある?


警察官採用試験で定員割れすることはほとんどありません。前述した倍率表からもわかる通り、全国の警察本部における採用試験倍率で1.0を下回っているところはないからです。
しかし、今後確実に定員割れすることが無いとは言い切れません。実際、警視庁の受験者数は2010年に約3万人だったのに対し、2023年の受験者数は約9,700人となっています。
参考:「このままでは治安維持活動に影響も…」警視庁が人材確保に総力戦 受験者数はピークの3分の1、なぜ激減?:東京新聞デジタル
他の警察本部でも受験者数が減り続ければ、いずれ定員割れすることも考えられます。
ただ、定員割れしていても、全員が合格できるとは限らないため対策は十分にしておくことが大切です。



仮に定員割れするとしても、数十年後になる可能性も考えられるため、あまり気にしないことをおすすめします!
警察官採用試験に受かりやすい人の特徴


警察官採用試験に受かる人には、共通点があることも多いです。受かりやすい人の特徴を理解し、試験前に正しい方法で対策できれば、採用試験にも受かりやすくなります。
警察官採用試験に受かりやすい人の特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- 警察官になりたい熱意と動機がはっきりしている
- 適切な方法で対策できている
- 身辺調査に問題がない
これらがなぜ受かりやすいことに繋がるのかも紹介するので、受験前に自分が当てはまっているかどうかを確認しておきましょう。



逆に言えば、警察本部は同じような特徴のある方を採用したがっているということになります!
警察官になりたい熱意と動機がはっきりしている
警察官採用試験に受かりやすい人の1つ目の特徴は、警察官になりたい熱意と動機がはっきりしていることです。警察官採用試験では、筆記試験だけでなく面接や適性検査などを通じて、その人の人間性や職業への適性を総合的に判断しています。
警察官は単なる公務員ではなく、強い使命感と責任感が求められる職業です。危険を伴う現場や厳しい判断を迫られる場面もあります。こうした職務に就く覚悟や継続的な努力を評価するため、面接官は熱意の有無を非常に重視しています。
例えば「幼い頃に助けてもらった経験から警察官に憧れるようになった」「地域の安全に貢献したいという想いがある」など、経験に基づいた動機があると説得力が増します。曖昧な動機や、待遇面だけに言及する受験者は、「志望度が低い」と判断される可能性もあるため注意しましょう。
警察官採用試験の志望動機に悩みを抱えている方は、以下の記事を参考にしてください。


適切な方法で対策できている
警察官採用試験に受かりやすい人の2つ目の特徴は、適切な方法で対策できていることです。
警察官採用試験では、筆記試験や面接試験など様々な面から受験者を判断しているため、得意な部分だけ秀でていても、合格できません。反対に、それぞれの試験に対してバランスよく準備し、弱点を補強できている人は合格に近づきます。
例えば、筆記試験では過去問を分析し、頻出分野を重点的に学習している人は得点効率が高くなります。面接対策でも、自己分析や模擬面接を重ねることで、質問への受け答えに一貫性と説得力が生まれます。
さらに、自治体ごとの試験傾向や募集要項を事前に調べ、試験日程・倍率・重視される点などを把握しておくことも大切です。そのため、「何を・いつまでに・どう対策するか」を明確にして行動できている人は、合格出来る可能性を高められるでしょう。
身辺調査に問題がない
警察官採用試験に受かりやすい人の3つ目の特徴は、身辺調査に問題がないことです。警察官採用試験では、他の公務員試験にはあまり見られない「身辺調査」が実施されます。
これは、警察という職業が国家や地域社会の安全を守る重要な立場であり、高い倫理感と信用が求められる職業だからです。身辺調査では、本人だけでなく、家族や同居人の素行・交友関係・反社会的勢力との関わりの有無なども確認されます。
例えば、「過去に重大な犯罪歴がある」「交友関係に反社会的勢力との接点がある」などの場合、採用試験で合格基準を満たしていても不合格となる恐れがあります。また、SNSでの不適切な発言や行動も調査対象となることがあるため、普段の行動から注意しておきましょう。
警察官になるためには、身辺調査に問題がないということ自体が、合格に必要な「土台」であり、安心して採用できる人物であることの証明になります。
警察官採用試験の合格率を上げる方法


警察官採用試験の合格率を上げるためには、以下の2つを実践することをおすすめします。
- 採用試験の内容と対策を理解する
- 警察官採用試験に特化した予備校を活用する
人気の高い警察本部では、倍率が5.0倍を超えることもあります。高い倍率の採用試験に合格するためには、適当に対策するのではなく、対策方法や優先順位の付け方なども理解しておくことが大切です。
受かりやすい県の採用試験でも、対策が不十分だと不合格になる可能性は十分考えられるため、必ず確認した上で対策を進めましょう。



警察官採用試験では、事前に知っているか知っていないかで差が付く部分も多いんです!
採用試験の内容と対策を理解する
警察官採用試験の合格率を上げる方法として、採用試験の内容と対策を理解することが挙げられます。警察官採用試験は、以下の内容が実施されることが多いです。
項目 | 試験内容 | 詳細 |
---|---|---|
1次試験 | 教養試験 | 【五肢択一式、30題、1時間10分】 〈知能分野〉 文章理解、判断推理、数的処理、資料解釈、図形判断 〈知識分野〉 社会科学(政治、社会、法律、経済)、一般科目(国語、英語)、時事問題 |
SPI(基礎能力検査) | Ⅰ類:GAT-U(ペーパーテスティング方式) 【択一式、70題、1時間10分】 Ⅲ類:GAT-H(ペーパーテスティング方式) 【択一式、90〜95題、1時間10分】 | |
論作文試験 | 課題式の論(作)文試験(1題、1時間) | |
適性検査 | 警察官としての適性について検査 | |
2次試験 | 体力試験 | 警察官として職務遂行に必要な体力や身体検査 |
面接試験 | 個人面接 |
筆記試験では一般教養や判断推理、数的処理などが出題されるため、過去問演習を通じて傾向を掴むことが大切です。面接では志望動機や人柄が問われるため、自己分析や模擬面接を通して説得力のある受け答えができるように準備しておく必要があります。また、体力試験は実技中心のため事前に種目や基準を確認し、計画的なトレーニングを行いましょう。
このように、各試験の内容と対策法を理解して最適な準備を進めることで、無駄なく効率的に合格へと近づけます。試験情報は各都道府県警察の公式サイトなどから確認できるため、受験前に必ずチェックしておきましょう。
他にも警察官になるための全てを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。


警察官採用試験に特化した予備校を活用する
警察官採用試験の合格率を上げる方法として、警察官採用試験に特化した予備校を活用することが挙げられます。予備校では、各採用試験の出題傾向に沿った教材やカリキュラムが整備されており、必要な対策を無駄なく進められます。
特に、数的処理や判断推理では苦手意識を持つ受験者が多いですが、解き方のコツや効率的な勉強法を習得することで、得点力を大きく伸ばすことも可能です。また、模擬面接や面接カードの添削、体力試験対策など、独学では不安の残る実践的な対策もサポートしてくれる点も大きなメリットと言えるでしょう。
警察官採用試験に特化した予備校なら「警志塾」がおすすめです。警志塾は、警視庁をメインとしていますが他の都道府県警察への合格実績も多いだけでなく、講師に警視庁OBが在籍しています。元警察官の方から直接アドバイスをもらえるため、他では聞けないような話を聞きながら試験対策を進められるでしょう。
また、LINE公式アカウントで無料相談や追加した方限定で特典配布なども行っているため、まずはLINE公式アカウントの追加をおすすめします。
警察官採用試験の難易度に関するよくある質問


- 警察官採用試験の難易度は毎年変わる?
-
警察官採用試験の難易度は、受験する年によって大きく異なります。各年の受験者数や採用予定者数の増減、試験内容の変更などが理由です。そのため、倍率は参考程度にし、受験する年に合わせた対策が必要です。
- 警察官採用試験に落ちやすい人の特徴は?
-
警察官採用試験に落ちやすい人の特徴は、面接試験を軽視している人です。筆記試験も重要ですが、職業柄面接試験を重要視している警察本部も多いです。そのため、聞かれるであろう質問をあらかじめ予測し、本番でしっかりと回答できるように準備しておきましょう。
- 警察官採用試験では何が重要視される?
-
警察官採用試験では、協調性や責任感、規律意識、体力、判断力が重要視されます。筆記試験では基礎学力と論理的思考力が問われ、面接では人柄や志望動機がしっかりしているかが重要視されます。他にも、適性検査や体力試験、試験時の態度などで総合的に判断されていることを理解しておきましょう。
警察官を目指すなら「警志塾」がおすすめ


「警察官になりたいから、倍率が低く受かりやすい県を受験する」というのは、効率が良く賢い方法と言えます。しかし、倍率が低いからと言って対策が必要ないわけではありません。
むしろ、倍率が低いからこそしっかりと対策を行い、より確実に合格率を高めることが大切です。
「受かりやすい県を受けるからと言って手を抜きたくない」と考えている方は「警志塾」で対策しましょう。警志塾で対策することで、採用試験対策ができるだけでなく、一緒に勉強する仲間を作ったりモチベーションを保ちながら対策できたりもします。
興味のある方は、以下のリンクから公式LINEを追加し、様子を見てみてはいかがでしょうか?
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