警察官採用試験の合格に特化したオンラインスクール「警志塾」を運営している安齋です!
これから警察官を目指そうと思っている人の中には、どうすれば夢を実現できるのかわからず、不安や疑問を抱えている人も多いはず。
そこで今回の記事では、警察官(地方公務員)のなり方について解説するとともに、試験の対策法や学習方法についてもご紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで、試験に合格して警察官として働き始めるまでを明確にイメージすることができるはずです。
※警察庁で働く国家公務員の警察官も、記事の内容から大きく外れることはありませんが、基本的には地方公務員の警察官を目指す人に向けた記事です。
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警察官になるのに必要なステップは2つ
警察官として現場に出るのに必要なステップは、警察官採用試験に合格することと、警察学校を卒業することの2ステップのみです。
具体的にどのような内容なのか、詳しく解説していきます。
採用試験を受験し合格する
警察官になるには、まず各都道府県警察が実施している警察官採用試験に合格しなければなりません。
採用試験の受験枠は、大学卒業程度の学力が必要なⅠ類(A)と、高校卒業程度の学力が必要なⅢ類(B)に分かれています。
さらに、警察官の採用試験は男性と女性で別の枠が設けられているのも特徴です。
Ⅰ類(A)は都道府県警察によっては、実際に大学を卒業していないと受験できない場合があるため、自分が受験する警察のHPを確認しましょう。
地元県から離れた都道府県の採用試験が、地元にいながら受けられる「共同試験」制度については、別記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
採用試験の倍率は5倍~10倍なんでザラなので、通過の難易度は高めです!
警察学校を卒業する
警察学校は、警察官として必要な基礎的な知識・経験を身につけるための教育機関です。
試験に合格した人全員が入ることになり、Ⅰ類合格者は6ヶ月間、Ⅲ類合格者で10ヶ月、全寮制で集団生活をします。
- 教養:職務倫理・OA実習・国語など
- 法学:憲法・行政法・刑法・刑事訴訟法など
- 術科:柔道 / 剣道・合気道(女性のみ)・逮捕術・警察礼式・拳銃操法など
とても厳しい生活となりますが、現場で活躍するためにも、警察学校で精神・肉体ともに成長する必要があります。
警察官を目指す前にクリアしておく条件を紹介
警察官になるには、ある程度の身体条件(受験資格)をクリアしておかないと、そもそも採用試験を受けられません。
警視庁を例に、警察官に必要な身体条件をご紹介します。
- 視力:裸眼0.6以上、矯正1.0以上
- 色覚・ 聴力・疾患・運動機能:業務に支障がないこと
- 年齢:Ⅰ類(22歳~35歳)Ⅲ類(18歳~35歳)
年齢は30歳までの募集もあるため注意しましょう。
体重は以前まで制限がありましたが、今では撤廃しているところが多くなっています。
警察官採用試験の試験内容とその対策法
警察官採用試験は、教養試験と論(作)文試験、国語試験、適性検査からなる第1次試験と、面接試験と身体検査、体力検査、適性検査(2回目)からなる第2次試験に分かれています。
どのような試験内容なのか、どう対策すればいいのか、詳しく見ていきましょう。
第1次試験
適性検査は対策の必要がないため、割愛しています。
それぞれの科目のより詳細な対策法を知りたい場合は、以下の記事もご覧ください。
教養試験
教養試験は、五肢択一のマークシート方式で行われます。
- 【知能分野】
文章理解:国語の現代文や古文、英語
判断推理:提示された条件から解答を推測するような問題
数的処理:数学的な知識を問うような問題
資料解釈:表やグラフを読み解く問題
図形判断:図形の見えない部分を想像するような問題 - 【知識分野】
人文科学:歴史・地理・思想・文学・芸術など
社会科学:政治・経済・法律・社会事情(時事問題)など
自然科学:生物・物理・数学・科学・地学など
一般科目:国語・英語・数学の一般知識
教養試験は、不得意分野を補うよりも、得意分野で得点を伸ばしましょう。
短時間で得点を伸ばせるため、効率的です。
加えて、解法のパターンがある判断推理や、範囲の狭い社会科学は得点源にしやすいため、優先的に勉強しましょう。
論(作)文試験
論(作)文試験は小論文形式で行われます。
- どのような警察官になりたいのか
- 犯罪の時事問題に対してどう思うか
- 今後警察がどのような取り組みをしていくべきか
伝わりやすい文章を書くために、序論→本論→結論の構成で書くようにしましょう。
一度書いた文章は必ず添削してもらい、1つの課題をブラッシュアップしていくのがおすすめです。
もし添削してもらうのが難しく、1人で対策する場合は、書いた小論文をその日に直すのではなく、1日置いてから読み直し、客観的に見られるようになってから再度書きましょう。
国語試験
国語試験では、漢字の読み書き問題が出題されます。
高校までに習う漢字しか出ないため、難易度は低めですが、全員が得点源となる科目のため、取りこぼすと他の受験生に差をつけられてしまうため注意しましょう。
日本漢字能力検定の準2級~2級のテキストを勉強すれば、過不足なく対策できます。
第2次試験
身体検査と適性試験は対策の必要がないため、こちらも割愛しています。
第2次試験についても、詳しく対策法を知りたい人は以下の記事を併せてご覧ください。
体力試験
体力試験で実施する種目は、文部科学省の「新体力テスト」がもととなっています。
満点を狙う必要はなく、業務に支障をきたさないだけの平均的な筋力・体力があれば合格可能です。
対策するなら、実際に行われる種目でトレーニングすれば、必要な筋力・体力のみをつけられて効率的でしょう。
各都道府県によって実施される種目が多少異なるので、HPのチェックは必須です!
面接試験
自己PRや長所・短所など、自己紹介的な質問はもちろん、以下のような質問もよくされます。
- なぜ警察官になりたいか
- なぜここの警察で働きたいか
- 警察官になることを両親がどう思っているか
- どの部署で働きたいか
- 警察官には何が必要だと思うか
事前に徹底的な自己分析をし、プロなど緊張感のある相手に添削してもらうのが1番の対策法です。
とにかく面接官からの印象を良くするために、ハキハキとした受け答えや、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
警察官になるにはどのくらい前から勉強するべき?
遅くても半年前、できれば余裕を持って1年前には勉強を始めるようにしましょう。
一般的に、公務員試験の合格に必要な勉強時間は、約1,000時間前後といわれています。
毎日欠かさず勉強する場合、半年で合格したいなら5.5時間/日、1年で合格したいなら2.7時間/日の勉強時間が必要です。
自分がどれだけストイックに勉強できるかを考え、試験日から逆算して勉強時間を確保しましょう。
もちろん、要点を把握して効率的に勉強できれば、対策に必要な時間は大幅に削れます!効率的に勉強したい人は、ぜひ警志塾から対策情報をゲットしましょう!
3つの学習スタイルとそれぞれのメリット・デメリット
試験対策をするとき、独学の人、予備校へ通う人、通信講座を受講する人など、それぞれ学習スタイルが異なります。
それぞれの学習スタイルのメリット・デメリットをまとめてみました。
\独学の場合/
\予備校の場合/
\通信講座の場合/
それぞれの学習スタイルについては、以下の記事で詳しく解説していくので、どう対策しようか迷っている人は、是非参考にしてみてください。
警察官を目指すなら警志塾が最適解
警志塾は、さまざまな資格や試験を取り扱う予備校・通信講座とは違い、警察官の採用試験合格に特化したオンラインスクールです。
警志塾の4つのコース紹介
プラン | ベーシックコース | アドバンスコース | パーソナルコース | 警志塾チャレンジ |
---|---|---|---|---|
料金 | 26,400円/月 +教材33,000円 | 35,200円/月 +教材33,000円 | 44,000円/月 +教材33,000円 | 780,000円 (買い切り) |
論文対策 | 2回/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
警視庁模試 | 割引価格 | 割引価格 | 無料 | 無料 |
学習計画作成 | ー | ◯ | ◯ | ◯ |
個別の学習指導 | ー | ◯ | ◯ | ◯ 4日/月の完全個別受験コーチング |
学習質問アプリ「manabo」 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
比較的新設のスクールですが、すでに多数の合格者を輩出しています。
警志塾にはどのような良さがあるのか、詳しく解説していきます。
1. 学習効率を重視したカリキュラム
警志塾は動画教材をベースに、自主学習に特化したカリキュラムを組んでいるのが特徴です。
ただ動画の話を聞くだけではなく、能動的に学習に取り組めるようになっているため、最短で最大の学習効果が生まれます。
講義動画は何度でも見返せますし、LIVE講義では直接質問も可能です。
また、専用のアプリを使えば24時間質問し放題のため、通信講座にありがちな「今疑問を解消したいのに質問できない」という不満が生まれません。
2. 警視庁OBが講師として在籍
警志塾には、入るのが難しいことで知られている、警視庁の機動隊員として活躍した、元警視庁職員が講師として在籍しています。
採用試験で重要視されている項目や内部の実情など、“生きた情報”を提供できるのが強みです。
面接試験対策では、本番さながらの体制でサポートできるため、受験者の心強い味方になります。
3. 誰でも受講しやすい価格設定
予備校だと、入学金や教材費を揃えて何十万円もかかることはザラです。
その点、警志塾は月額料金と教材費を合わせて、59,400円〜と良心的な価格設定となっています。
低価格だからといって、内容が充実していなかったり、サポートが薄かったりするわけではありません。
無駄に何年も予備校に通うよりも、警志塾で最短合格を目指すほうが、よっぽど経済的ですし時間も浪費せずに済みます。
まとめ
今回の記事で覚えておきたいことを以下にまとめました。
- 警察官になるには、採用試験合格→警察学校卒業→警察署配属というステップを踏む
- 最低でも半年前、できれば1年前には対策を始めるべき
- 自分に合った学習スタイルを見つけないと、費用や時間が無駄になる
警察官になる方法がわかれば、あとは試験対策に取り組むだけです。
のんびりしているとライバルに差を付けられてしまうため、この記事を読んだ今日このときから、試験対策に向けての一歩を踏み出しましょう。
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