警視庁の採用試験で新しく導入されたSPI3に対し、「どのように対策したらいいかわからない」と不安を感じていませんか?
従来までの教養試験とは、問題の傾向や回答スピードに大きな違いがあるため、戸惑うのは無理もありません。
そこで本記事は、警視庁で実施されるSPI3について、試験内容や難易度といった基礎的な知識から、試験に合格するための対策法まで詳しく解説します。
自信を持って学習をスタートし、警視庁に合格したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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まず知っておきたいSPI3の基礎知識


SPI3の対策を始める前に、まずは試験の全体像を把握しておきましょう。
今までの教養試験と同じだろうと思って挑むと、勉強の方向性がズレてしまいます。
SPI3の基礎的な知識を理解しておくことは、無駄のない学習計画を立てるための第一歩です。
出題内容は言語分野(国語系)と非言語分野(数学系)
SPI3で問われるのは、大きく分けて言語分野(国語系)と非言語分野(数学系)の2つの領域です。
- 言語分野:二語の関係、語句の意味・用法、文章の並べ替え、空欄補充、長文読解
- 非言語分野:推論、確率、割合・比、速さ、仕事算、文章題、表・グラフ
言語分野は従来の教養試験でいう文章理解、非言語分野は数的処理にあたります。
教養試験と比べて出題範囲が非常に狭いため、捨てる分野がほとんどありません。
範囲が狭いということは、誰でも対策しやすいということでもあり、受験生間で大きな点差が生まれづらい傾向にあります。



できる限り苦手分野を作らず、まんべんなく得点できるようになることが重要です!
警視庁では高卒・大卒ともに受験可能
警視庁の警察官採用試験は、大卒程度のⅠ類と高卒程度のⅢ類のどちらもSPI3で受験が可能です。
Ⅰ類の方がやや難易度は高めに設定されていますが、試験の方式自体は変わりません。
- Ⅰ類:択一式、70題、1時間10分
- Ⅲ類:択一式、90〜95題、1時間10分
問題数が多く、短時間で解答する必要があります。
また、Ⅲ類の方が難易度が低めなため、問題数が多くなっているのが特徴です。
受験時に教養試験かSPI3かを選択できますが、SPI3の方が採用枠が少ない点には注意しましょう。
| 男性警察官 | 女性警察官 | |||
| 教養 | SPI3 | 教養 | SPI3 | |
| Ⅰ類 | 430名 | 290名 | 180名 | 120名 |
| Ⅲ類 | 180名 | 120名 | 80名 | 50名 |
| 合計 | 610名 | 410名 | 260名 | 170名 |



第1回試験・前倒しの第1次試験の筆記試験は、SPI3のみで教養試験を選択できないため注意しましょう!
警視庁では性格検査は実施されない
一般的に公務員試験で実施されるSPI3は、能力検査と性格検査の2つで評価されます。
しかし警視庁では性格検査は実施されず、代わりに「適性検査」で警察官としての適性を評価されるのが特徴です。
そのため、性格や資質が見られないというわけではなく、従来通り適性検査の対策は必ずしましょう。



適性検査について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください!
警視庁のSPI3はどのくらいの難易度?


SPI3の難易度はそこまで高くありません。
教養試験と比べると問題の難易度は低めで、対策が必要な範囲も狭めです。
SPIの公式サイトによると、Ⅰ類は「大学4年生の就職希望者向け」、Ⅲ類は「高校3年生の就職希望者向け」という難易度になっています。
しかし、SPI3の難しさは問題の難度ではなく、解答時間の短さです。
Ⅰ類が70題、Ⅲ類が90題として、制限時間が1時間10分であるため、1問あたりにかけられる時間は単純計算で以下のようになります。
- Ⅰ類:60秒/問
- Ⅲ類:47秒/問
1問にかけられる時間が短いため、問題を見た瞬間に解法が浮かび、反射的に手が動くレベルまで仕上げる必要があります。
さらに、長文読解など、解くのに時間がかかる問題もあるため、実際には上記の秒数よりも速く解く必要のある問題も出てくるでしょう。
知識を固めたうえで、解くスピードを追求する訓練が必須です。



問題の難易度自体は低めなため、「教養試験は難しくて対策ができない」という人でも合格できるチャンスがあります。
合格のボーダーは正答率6割以上が目安
警視庁のSPI3における合格のボーダーラインは、6割から7割程度の正答率が目安とされています。
足切り(合格できる最低点数)があるとは明示されていませんが、SPI3は多くの受験生が高得点になると予想されるため、安全圏に入るには最低でも6割は正解したいところです。
しっかりと対策をすれば8割以上得点するのも難しくないため、取りこぼしを減らすことに注力しましょう。



少しでも点を伸ばすなら、難しい1問に対して粘るよりも、得点できる問題から進めるのがおすすめです!解答時間が足りなくなる方がリスクが大きくなってしまいます!
警視庁をSPI3で受験した人の実質倍率
警視庁で令和7年度に行われた警察官採用試験の、実質倍率(受験した人の中で最終合格できる割合)を以下にまとめました。
| 受験区分 | 実質倍率 |
|---|---|
| Ⅰ類(男性) | 教養:3.0 SPI3:4.0 |
| Ⅲ類(男性) | 教養:3.4 SPI3:5.6 |
| Ⅰ類(女性) | 教養:2.7 SPI3:3.5 |
| Ⅲ類(女性) | 教養:3.4 SPI3:3.3 |
上記の通り、Ⅲ類女性を除き、教養試験と比べてSPI3の方が倍率が高くなっています。
教養試験よりもSPI3の倍率が高くなる理由は、対策のしやすさでSPI3を選ぶ人が多いことや、そもそもSPI3の採用予定人数の枠が少ないことが挙げられます。
激しい競争を勝ち抜くためにも、他の受験生に差を付けるための準備をすることが重要です。



倍率は受かりやすさの目安にできますが、枠と受験者数で変動するため、参考程度にとどめましょう!
警視庁のSPI3対策は3ヶ月前を目安に始めるべき


SPI3の学習は、試験から3ヶ月前を目安に始めましょう。
3ヶ月前に学習を始めておきたいのは、問題に対する「慣れ」が点数に直結するからです。
解法のパターンを習得し、解答のスピードを上げるには、反復練習が欠かせません。
3ヶ月前から学習を始める場合の進め方の目安を、以下にまとめました。
- 1ヶ月目:頻出パターンをひと通り覚え、解き方に慣れる
- 2ヶ月目:時間を意識した演習をして弱点を補強する
- 3ヶ月目:本番形式の演習をして、取りこぼしのない状態に仕上げる
逆に、あまりにも早く勉強を始めすぎると、最初に覚えたことを忘れてしまったり、中だるみしてしまったり、ダラダラと過ごしてしまうおそれがあります。
密度の濃い学習計画を立て、短期間で集中的に学習することで、モチベーションを維持しながら効率的に対策できるでしょう。



3ヶ月なら、毎日学習するのもそこまで苦しくありません。サボってしまうと時間が足りなくなるため、学習時間の管理は徹底しましょう。
警視庁のSPI3を効率的に対策する方法


警視庁採用試験のSPI3を効率的に対策するには、点になりやすい順に優先順位をつけましょう。
短時間で正解を導き出すための解法を習得し、そのうえで取りこぼしを減らすための学習をすることで、効率よく得点できるようになります。
本章では、言語分野と非言語分野の効率的な対策法について、具体的に解説していきます。
言語分野の対策法
言語分野は国語的な問題が出されるため、語彙力や読解力を身につけるのがもっとも効果的です。
毎日問題に触れ、知らない語句を調べたり、文章の流れを意識しながら読んだりと、基礎的な力を養いましょう。
そのうえで、言語分野の対策で優先すべきことを、出題分野別にまとめました。
- 長文読解
①先に設問を見て、何を探すべきかを理解してから本文を読む
②接続詞の後は筆者の主張がされやすいため、注意して読む - 二語の関係、語句の意味・用法
①二語の関係を文章にして考える
②関係性の種類(同義語の関係、対義語の関係、役割を表す関係など)を理解する - 文章の並べ替え
①時系列を意識する
②接続詞や指示語に注目し選択肢を絞り込む
③主語と述語が自然になる形を見つける - 空欄補充
①文章が自然な流れになるのかに注目する
②空欄の前後のつながりを意識する
解き方のパターンさえ掴めれば、問題演習をしていくことで正答率が上がっていくはずです。
ただし、漫然と解いているだけでは実力が伸びにくいため、間違えた問題は「語彙不足」「読み違い」「判断ミス」に分けて原因を絞り、次回の演習で同じ失点を防ぐ意識を持ちましょう。



慣れてくると、必要な部分だけを読み取る力が身についてきます!解答スピードも上がりますし、非言語分野よりも簡単に得点できるようになるはず!
非言語分野の対策法
数学的な問題が出る非言語分野では、計算力や公式を覚えているかどうかも大切ですが、解き方をパターン化し、正しく処理できるようになることも重要です。
毎日少しでも問題に触れ、計算の流れや条件を整理する力を定着させましょう。
非言語分野で特に優先して取り組みたいポイントを、出題分野別にまとめました。
- 推論(条件整理)
①条件は文章のまま考えず、表や図に落として整理する
②矛盾を消していく手順で選択肢を絞り込む - 割合・比/損益などの文章題
①表やグラフを作成して情報を整理する
②何が「全体」で何が「部分」かなど、数値の関係性を明確にする - 速さ
①図を作成して動きを視覚化する
②単位(分・時速など)を必ずそろえる - 仕事算
①全体を1として考えるなど、基準を決めて式を単純化する
②同じパターンを反復して処理速度を上げる - 確率
①図解や表を使って条件を整理する
②公式をよく使うため、関連する公式をすべて暗記する - 表・グラフ問題
①設問を先に読み、表やグラフから必要な情報だけを拾う
②何を求めるべきなのかを正確に理解する
非言語分野は解法のパターンを覚えればすぐに解ける問題が多いため、何度も演習を行って「どのパターンを当てはめればいいのか」を瞬時に判断できるようにしましょう。
間違えた問題は「手順の選択ミス」「計算ミス」「条件整理ミス」のどれかに分けて原因を特定し、次の演習で同じミスをしないようにすると安心です。



非言語分野は多くの受験生が苦手意識を持ちがちですが、コツを掴むと一気に得点が伸びる分野です。しっかりと時間をかけて取り組みましょう。
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SPI3で良い点数を取っても、論文試験や面接試験の評価が低く、落とされてしまう受験生は少なくありません。
だからこそ、論文試験・面接試験はプロによる適切なフィードバックをもらい、他の受験生と差をつける必要があります。



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やるべき内容が整理されたカリキュラムに沿って進めれば、遠回りをせず合格ラインまで最短距離で到達できます。
まとめ
SPI3で点を伸ばすには、解法のパターンを身につけることや、制限時間を意識した演習を行うことが欠かせません。
教養試験と比べて対策の難易度が低くなった分、競争率は高くなっています。
そのため、SPI3の対策はもちろんのこと、論文試験や面接試験など、他の試験項目でしっかりと良い評価をもらうことも重要です。



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