警視庁の体力検査は何をする? やるべき準備やトレーニング・注意点を解説

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警視庁採用試験の第2次試験では、体力検査が実施されます。

運動経験があまりない場合、「ここで落とされてしまうのでは…」という不安を抱えていると思います。

ですが、警視庁採用試験の体力検査は、事前の練習やトレーニングでクリアできる例がほとんどです。不安なく当日を迎えられるように、早いうちから調子を整えておきましょう。

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警視庁採用試験の体力検査とは

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警視庁採用試験には、第1次試験と第2次試験があります。

第1次の筆記、資格の評定、第1次適性検査をクリアすると、およそ2週間後に合否の通知があり、合格者は面接、体力検査、身体検査、第2次適性検査からなる第2次試験へ。

第2次試験に合格した後は警察学校へ入学し、訓練や勉強を経て、警察官として配属されます。

体力に自信がなくても合格できる?

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警察官になりたいけれど、体力に自信がない人もいると思います。

心配になるかもしれませんが、体力検査が第2次試験に占める割合は、それほど高くないといわれています。

警視庁採用試験を受けようと決めてから、ランニングしたり、トレーニングをしたりすれば、クリアできるレベルですので、運動習慣をつけるところから始めてみましょう。

本格的な体力づくりは、警察学校に入った後に始まります。毎日のトレーニングで警察官に必要な力を身につけられます。

スポーツ経験者や運動部出身でなければ合格できない、というイメージがあるかもしれませんが、平均的なレベルに達していれば大丈夫ですので、少しずつ筋肉や持久力を増やしておいてください。

体力検査でチェックされる項目

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令和6年度の警視庁採用サイトでは、腕立て伏せ、バーピーテスト、上体起こし、反復横跳びが実施されると記載されています。

基本的にはこの4種目ですが、「種目は変更する場合があります」という記載があるため、変わる可能性もあります。

体力検査に必要な持ち物

体力検査に必要な持ち物

警視庁の第2次試験は、面接があるためスーツで臨むのが一般的です。

身体検査と体力検査の際は、持参した運動着に着替える必要があるため、動きやすい着慣れたウェアを持参しましょう。

運動着には特に指定がないため、Tシャツやショートパンツ、ジャージなどの服装で問題ありません。警視庁採用試験の体力検査は武道場で行うケースが多いため、運動靴は必要ありません。

体育館を利用する場合は、第2次試験の持ち物に運動靴が指定されるため、室内用のシューズを持参してください。

体力検査や身体検査が先になるのか、面接が先になるのかは、人によって変わります。体力検査が先になる場合、靴下が汚れる恐れがあるため、黒のソックスを着用するのがおすすめです。

体力試験合格のラインを解説

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警視庁採用試験の体力検査は、合格ラインが公表されていません。

そのため、どのくらいできればよいのか、明確な答えはないのですが、香川県のホームページで基準が公開されています。

令和6年度の数値を参考に、基準をクリアできるようにしておくと、合格の目安になります。

出典:香川県ホームページ/警察官採用試験体力検査の種目ごとの得点基準(令和6年度)

香川県の場合、すべてできた場合を100点として、男女ともに体力検査の結果が25点未満の場合は不合格となります。

警視庁では握力検査を実施していませんが、警視庁以外の試験では含まれるケースが多いため、受験する予定がある場合は、鍛えておきましょう。

香川県では実施していないバーピーテストについては、北海道警察の平均値が参考になります。

出典:北海道警察ホームページ/体力試験平均値

時間内に何回できるか、事前に確認の上、不安な項目はトレーニングを重ねておきましょう。

体力検査対策は何をするのが正解?

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体力検査対策は、日々の積み重ねです。

試験項目に指定されている腕立て伏せ、バーピーテスト、上体起こし、反復横跳びをできるだけ多く練習して、できる回数を増やしておきましょう。

バーピーテストは耳慣れない方が多いと思いますので、やり方を解説します。

バーピーテストのやり方
  • 両足をそろえ、直立姿勢で立つ。
  • 両手を床に付けしゃがむ。  
  • 両足を同時に後方へ伸ばして、腕立ての姿勢になる。
  • 両足を引きつけて、再びしゃがんだ状態に戻る。 
  • そのまま垂直に立ち上がり、直立姿勢に戻る。

以下の動画は、神奈川県警察採用チャンネルが紹介している、バーピーテストの案内動画です。

また、以下の愛媛県警察公式チャンネルでは、それぞれの項目ややり方、基準が動画にまとめられていますので、参考にしてみてください。

その他にも、元警察官が体力検査の内容やコツを紹介している動画がたくさんアップロードされています。実際の動きを確かめながら、練習を重ねておきましょう。

まとめ

警視庁の体力検査合格を目指すなら、日ごろからのトレーニングが欠かせません。

身体を動かすのが苦手な場合は、トレーニングジムで相談すると、効率よく筋肉をつける方法、進め方を教えて貰えます。

体力検査が占める部分は少ないといわれていますが、基準を下回ってしまうと、選考に落ちる可能性もあります。面接試験や適性検査の練習や対策をしながら、体力づくりも進めておきましょう。

第1次試験で行われる筆記試験の学習の合間に、気分転換でトレーニングするのもおすすめです。解説動画を参考にしながら、自信を持ってテストに臨めるように、力をつけておきましょう。

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この記事を書いた人

2015年5月:警視庁警察学校入校
2015年11月:警察学校を卒業し、三田警察署に配属
2017年4月〜11月:合気道指導員研修
2018年3月:警視庁警備部機動隊 異動
2020年3月:警視庁を退職

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